

オフィスモリでは、反訳者と校閲者によるダブルチェック体制で作業を行います。
Step 1 反訳者がテープ起こしと1次チェック(聞き間違い・誤字・脱字・文法上のチェック)を行い ます。
Step 2 校閲者が音源を再度聞き直し、1次チェックに漏れがないか2次チェックを行います。 専門用語の調査や、 整文作業等、レビューを行いながら精度の高い原稿に仕上げます。
※個人情報保護等の理由から、代表者のみが作業にあたることをご希望の場合は、その旨をお申しつけください。


◇パターンA: ケバ取り
【主な用途: インタビュー・座談会記録、調査分析用、学術資料(社会科学分析等)】
語り口やその場の雰囲気が最大限に伝わる起こし方です。 無機能語(ケバ)・相づち・不要な口癖は削除しますが、それ以外の修文・整文は加えません。 原稿として多少の読みにくさは残ります。
・ 「えー」「あのー」など無機能語(ケバ)の削除。
・ 不要な相づちの削除。
・ 「いわゆる」「逆に言えば」など、過度に繰り返される不要な口癖の削除。
・ 文法上の修正・補完は加えない。
・ 明らかな言い間違い・資料の読み間違いも発言どおり書き起こす。
◇パターンB: 整文
【主な用途: 会議議事録、講演、シンポジウム、インタビュー等】
発言の趣旨が最大限に伝わることを重視した起こし方です。 ケバ取り、必要最小限での文法上の修正・補完等を行い、文意を変えることなく正確で読みやすい原稿になります。
・ 「えー」「あのー」など無機能語の削除。
・ 不要な相づちの削除。
・ 「いわゆる」「逆に言えば」など、過度に繰り返される不要な口癖の削除。
・ 助詞(てにをは)の修正・補完。
・ 副詞の位置や文脈の乱れを修正。
・ 重複語(ダブり)の削除。
・ 発言中に言い直しがあった場合の処理。
・ 明らかな言い間違い・資料の読み間違いなどの処理。
・ 必要に応じて倒置を修正。
・ 長すぎる文章の処理(文意を変えずに語尾をつくって途中で切る)。
・「ですます」体/「である」体への書き換え ※ご希望に応じて
◇パターンC: 会話分析用逐語記録(ケバ付き素起こし)
【主な用途: 医療カウンセリング・看護記録、社会科学分析(オーラルヒストリー)等】
一切の手を加えず、可能な限り聞こえたとおりに一言一句すべて再現する起こし方です。 原稿としては非常に読みにくい仕上げとなります。
・「えー」「あのー」など無機能語は削除しない。
・相づち、過度に繰り返される口癖、罵声は削除しない。
・文法上の修正・補完は加えない。
・沈黙(タイムカウント)の挿入。(ご要望に応じて)
・発言輻輳箇所の書き起こし。(ご要望に応じて)
◇パターンD: 裁判法廷用逐語記録(ケバ付き素起こし)
【主な用途: 裁判所提出用証拠音声書き起こし反訳書】
※法律事務所、司法書士事務所、企業法務部、弁護士会、司法書士会からのご依頼のみ承らせていただきます。
裁判用資料という性質上、一切の手を加えず、可能な限り聞こえたとおりに書き起こします。
原稿の精度は録音品質に左右されます。録音状態が悪いと「聞き取り不能」箇所が増えてしまい、裁判用資料として証拠価値の高い原稿に仕上げることができません。ご依頼の前に必ず録音状態をご確認ください。
納品前に一度データをお送りし、聞き間違いやタイプミスがないか、お客様にご確認いただきます。
お客様より修正のご指示をいただいた場合、ご指示の箇所を再度聞き直し校正を行います。 お客様の修正どおりに聞こえない場合は、訂正は行えません。
校正は2回までとさせていただきます。それ以上の校正は、別途ご請求となります。
データファイルでの納品は行えません。 最終原稿をプリントアウトして、記名・捺印の上、冊子を1部納品いたします。
・「えー」「あのー」など無機能語は削除しない。
・相づち、過度に繰り返される口癖、罵声は削除しない。
・文法上の修正・補完は加えない。
・沈黙(タイムカウント)の挿入。
・発言輻輳箇所の書き起こし。
・状況描写はしない。
・プリントアウト(記名・捺印)での納品。 (データファイル納品をご希望の場合は、「会話分析用逐語録」をご指定ください。)

録音品質: 成果物の完成度は録音状態に左右されます。録音品質が普通より悪い場合は、納期延長あるいは割増料金が発生することもございます。音源をお送りいただく前に、必ず録音状態をお確かめください。
原稿のご使用目的・起こし方: 書き起こした原稿をご使用される目的が、議事録なのか、講演記録なのか、インタビュー記録なのか、社会科学調査なのか、患者さんのカウンセリング記録なのか、裁判提出用なのかで起こし方が変わります。また、納期・料金が変わることもございます。必ず原稿のご使用目的または起こし方をご指示ください。
関係資料・発言者メモ: どのような内容について発言されているのか、発言されている方はどなたなのか、どのようなお立場なのか、発言者は何名なのか等、可能な範囲での情報提供をお願いします。専門性や特殊性の高い内容、ご発言者が複数名の場合、録音品質があまり良くない場合は、レジュメ、配付資料、発言メモ等がありますと、原稿の精度が格段に上がります。

◇音声ファイルは、下記のいずれかの方法でお送りください。
1)専用サーバへオンライン転送 | 2)宅配便 | ご利用方法、ログインURL、パスワードを お送りします。 | USBメモリ、CD-ROMに書き込み後 宅配便でお送りください |
◇対応可能な音声ファイル形式
WMA、MP3、WAV
上記以外のファイル形式は、WMA、MP3、WAVに変換してからお送りください。
リニア(WAV)で録音されますと容量が大きいため、オンライン転送に時間がかかります。 WMA、MP3に変換した上で転送いただくか、CDもしくはUSBメモリでお送りください。
カセットテープ、MD等の録音媒体も承ります。
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